1章 ~すべての始まり~

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  俺は裏口の方へと目をやると…。       母ちゃんだ!           母ちゃん「いらっしゃい社長~今日は早いねぇ」       (母ちゃんナイス!ナイスタイミングだよ~!!いいよ~♪)       そして俺はやっと西尾社長から解放された。       それからしばらくは西尾社長だけだったが、時間が経つにつれ客が増えだしてくる。       この日は土曜だった為客の入りが多い。       (今日も結構客入るなぁ…皆さ~ん!いっぱいボトル空けてどっさり金落としていってくださいよぉぉぉ!!)           俺の思いが通じたのか…ボックス席に座っていた何かいかにも怪し気な中年カップルが新たにボトルを入れてくれた。       (ぉッ!アイツ等は絶対不倫カップルやな!間違いない!!ぃゃ…そんな事よりも!あざーす♪)       俺はそんな事を思いながらも、ふと時計に目をやった。       (あら?もう10時だ!)               それから数分後に、また裏口のドアが開く音がした…。  
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