2章 ~決断~

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  俺「悪い…ちょっと色々あって遅くなったぁ!今家の下におるんやけど、どうしたらいい?」     するとゼンは窓から顔を出し…『動くのダルいけもう窓から落とすぞ?』     (ぇッ!?落とす!?)     ゼンの家は先程話したように集合団地だ!     しかも5階に住んでいる…。     (ォィッ!ちょッ…ちょっと待てよ!そんな大切な思いでのテープを落としでもして壊したらど~する!)     俺はハッキリ言って球技系は人よりズバ抜けて下手だ…キャッチボールすらろくに出来ない程の男なのだ。     落下して来る物をキャッチする…俺に言わせればかなり高度な要求だった…。     ゼン「よ~し!落とすぞぉぉ!いいかぁ…?」  
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