【あいつ】

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彼女の愛車 GSX-○ 断トツの早さだった。 俺達三人はワンコーナー以上離されていた。 高原までえあと5キロ位のカーブを通過したときだった。 「バッン…ガシャン」 数百㍍先で何かが何かにぶつかった音がした。 俺はその時脳裏嫌な想像が… やっと音のした現場に到着 美幸も和人も顔が真っ青だ…
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