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「永倉先生!!
今日は泊まられるのではなかっ
たのですか?」
屯所に着いて早々、一人の隊士が驚いた様子で話しかけてきた。
「…」
永倉は隊士を無視して、山南の部屋である屯所の奥へ進む。
すると、次々と隊士達が出て来て、永倉が進むのを引きとめようとする。
騒ぎは段々広がり、永倉は四方八方を隊士達で囲まれてしまった。
永倉が困り果てていると、隊士達の声より大きい声が廊下に響き渡った。
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