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あなたはまた夢の中に逢いに来てくれた
これで何度目になるだろうか
あなたの顔を見る度、それだけで救われた気持ちになれる
まだ幼い小さな灯に手を差し伸べてたのはあなたでした
僕は何も言わずただその光景を見ているだけで倖でした
でもそんな幸福も目を覚ますと同時に何かにかき消された
気が付けば、無情の朝
聴こえるのは無惨にも時を刻む針の音
その音で完全に目を覚ました後あなたは灯が消えた夢の中へと眠りについた
その瞬間、言葉を失い
何かがこみ上げそうになる
<サビ①>
あなたに逢いたいけど
逢えない現実を思い知る
もう二度と逢えないのでしょうか?
願っていれば逢える日はやって来ますか?
あなたに逢えないのに逢いたいと願い
愛を叫ぶ私は親不孝者でしょうか?
救いようのない不安は
ずっと続くのでしょうか?
どれだけ祈っても
どれだけ手を合わせても
あなたの眠る場所に
私の声は届かないのでしょう
そんなこと解っています
私が一番解っています
それでもあなたはまた夢の中へ
愛を灯しに来てくれますか?
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