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訪問者
{ピンポーン}
? 「あれ?」
{ピンポーン、ピンポーン}
? 「え~」
{ピンポン×3}
? 「何でいないのよ~!?」
同時刻真琴達は。
琴乃「もう少しで家に着くのじ
ゃ~」
真琴「さすがに三人乗りはきつ
いですからここら辺で降
りて下さい」
琴乃「は~い」
唱狐「はーい」
家に着く少し前のところで三人乗り自転車ギブアップ。
琴乃「あと少しなのにの~」
真琴「そのくらいの距離歩いて
下さい」
約50㍍。
琴乃「しょうがないのじゃ」
真琴「早く自転車に乗れるよう
になればいいだけなのに
なぁ」
琴乃「何かいったか?」
ヤバッ!
真琴「何か聞こえまして?」
琴乃「・・・」
唱狐「どのお家なの?」
真琴「あとちょっとだからね」
家まで約20㍍。
真琴「琴乃さん、何かいません
か?」
琴乃「真琴も気付いたか」
真琴「えぇ。家の方からです」
琴乃「只者ではないぞ」
真琴「敵ですかね?」
琴乃「わからん」
真琴「唱ちゃんここで待ってて
ね」
唱狐「う、うん」
真琴「せーので行きますか?」
琴乃「おう」
真琴・琴乃
「せーのっ」
二人同時に飛び込んだ。
? 「きゃー!?」
真琴・琴乃
「捕獲っ!」
? 「どーゆーことよー!?」
琴乃「貴様も真琴の命を狙いに
きたんだろ!?」
? 「真琴?真琴ってこの家に
住んでる人?」
琴乃「そうじゃ」
? 「違う違う。逆よ逆!」
琴乃「ぎゃく?」
? 「そう」
琴乃「じゃぁ御主から感じる霊
気は何じゃ!?」
? 「これでも私は名高い巫女
なんだから当たり前でし
ょ!」
真琴・琴乃
「巫女!?」
? 「いい加減放してくれませ
んか~」
真琴・琴乃
「あっはいっ」
? 「何なんですかまったく」
真琴「すみません」
琴乃「すまんすまん。敵かと思
ってのぉ」
? 「失礼な。これでも助けに
来たんですよ」
真琴「まぁここでだとあれなの
で中に入りましょう」
琴乃「そうじゃの」
真琴「私唱ちゃんよんできます
ね」
琴乃「真琴、先に入ってるから
鍵貸してくれ」
真琴「あ~、はい」
琴乃「サンキュ~」
真琴は少し離れた所にいる唱狐のところへ。
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