だって好きなんだもんっ🎶③

真琴の成長

そして夕方。

真琴「今日は急遽一人増えてし
　　　まったので外食したいと
　　　思いまーす」
琴乃「わーいなのじゃ」
結衣「私の琴乃さんのイメージ
　　　が崩れた気が」
真琴「何食べたいですか～？」
琴乃「ラーメン」
結衣「パスタ」
唱狐「んとね、んとね、ハンバ
　　　ーグ」
真琴「見事にばらついてしまい
　　　ましたね」
琴乃「と、ゆーことは」

　なにやら嬉しそうだ。

真琴「どうぞ～」
結衣・唱狐
　　「？」
琴乃「デパートのレストランじ
　　　ゃー」
真琴「大正解」
結衣「あ～」
唱狐「？」
琴乃「では出発じゃー」
真琴・唱狐
　　「おー！」

　そして出発。

結衣「仲いいんだね」
真琴「そうですか？」
結衣「だって二人ともあんなに
　　　笑えるんだもん」
真琴「普通じゃないですか？」
結衣「だって何が起きるかわか
　　　らないんだよ」
真琴「まぁそうですけど。今こ
　　　うして心から笑えるのっ
　　　て安心してるからじゃな
　　　いですか？」
結衣「安心？」
真琴「はい。琴乃さんが目覚め
　　　て、唱ちゃんに出会っ
　　　て、結衣さんが尋ねてき
　　　て、こうして出来た仲間
　　　なんですから」
琴乃「おっ、いいこと言うのぉ
　　　真琴」
真琴「聞いてたんですか？」
琴乃「おう。だが理由はもう一
　　　つあるぞ」
真琴・結衣
　　「？」
琴乃「真琴、私に黙って一人で
　　　修行してるだろ」
真琴「なっ」
琴乃「この私が気付かないとで
　　　も思ったか」
真琴「ばれてましたか」
琴乃「だから今を楽しくなのじ
　　　ゃよ」
結衣「ところでどの位強くなっ
　　　たの？」
琴乃「どのくらいじゃ？」
真琴「あとで教えますよ」
結衣・琴乃
　　「ケチ」
真琴「・・・」