He is

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裕さんに初めて会ったのは あるバイトの日だった。 週2回しかバイトに入らない主義の私は なかなかバイト仲間も覚えられず、 話せず、という状態だった。 お惣菜屋のバイトってさ 延々お惣菜つくるんだよね あきるくらい その仕事の合間に 息抜きがしたくて 外に出たの そしたら彼がいた (あ、だから彼ってゆーのはheのことであって、、、。) なんかもーね、 イナズマ走ったってゆーかさ まさに一目ボレだった 背は別にそんな高くないんだ 私154センチだけど 見てる景色はそんなに変わんない感じ。 たぶん168、8? たぶんのわりに細かいとゆう。 髪はプリン 根元が黒くてさ まあそんなんはどうでもよくて 顔が、とかそういうことでもなくて なんか この人違うなって 思った 後付けみたいに聞こえちゃうのは 百も承知。 だけど うん、 好きになる予感がしてた。 ここまでハマるなんて 想定外だけどね、ほんとに。
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