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そこに、息を切らした伝令兵がやってきた
伝令兵は片膝をつくと
「伝令‼董卓軍らしき軍勢がこの呉郡に接近中とのこと‼」
「なんと‼また董卓が動き始めたのか‼」
孫権は驚き、その場に立ち上がるが、孫策が彼を落ち着かせて座らせた
「なるほど…遠呂智がいなくなって得するものの存在を忘れていたか…。殿、如何いたします?」
周楡は孫堅の方を向いた
少し考えて、彼が決断を下した
「策、周楡、手勢を率いて董卓軍を駆逐せよ」
「わかったぜ、親父。」
孫策は部屋を出ていくと、周楡は孫堅に一礼し、孫策を追った
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