リアルファンタジー

知らない世界

よくよく周りの建物を見ると、どれも中世のヨーロッパのような作りをしてる。

「何でこんな場所に…」
「まさか…ここは異世界とか？」

　小説や漫画じゃあるまいし、そんな馬鹿な事あるわけないか。

「いつまでも、ここにいても仕方ないし…」

一度頭をボリボリとかきむしり、

「ウダウダ考えてもわからないし、とりあえず人のいる所に移動するかな」

服についた汚れを払い、人通りを目指して歩き始めた…