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朝 爆音の目覚まし時計が部屋に響き渡る。
『ん…』
一瞬にして 夢の中から現実に引き戻され 何が起こっているか分かるまでに少しの時間が必要だった。
すぐに目覚まし時計を消して、また温かな布団に潜り込む
あと少しだけ…
そう思い 少し寝て目を覚ました。
つもりだった
だけど時計のはりは 少しの時間を示してなくて
だいぶ時間が立っている事を示していた。
『また寝坊かよ…』
毎日毎日 朝決まった時間に起きて、毎日毎日似たような事をする日々に飽き飽きしていた。
ピンポーン
誰かがインターホンを押した音が 寝起きの俺の頭に響く
正直でていくのはだるかったけど
『起きろぉぉ』
ゆうの声だったからしかたなく玄関に向かう。
脱ぎ散らした自分の服のカーペットを進み 玄関を開ける
『おはよぉす‼』
朝からでけぇ声でしゃべるゆう
『おう、入って』
部屋に入れてから又ベットに潜り込む それから寝ようかと思ったけど ゆうが話しかけてきた
『今から海行こうぜ』
『今から?もう2時だよ?めんどくせ~よ』
『そこをなんとか!』
『なんともならない事だってあるんだよ?』
『そこをなんとか!』
『ちょっと、人の話し落ち着いて聞こう?』
『そこをなんとか!』
『わあったよ、行くか!準備するから外で待ってて』『さっすが、はるき!待ってるわぁ』
ゆうのテンションにいつも俺が乗せられてる気がする… まぁあそこで折れちゃう俺も俺か
そう思いながら服を着替え車の鍵を持つ
家の鍵をかけ 車に乗り込む ゆうの前に止めて それから出発
『どこの海に行く?』
『あ~俺が案内するから』『わかったよぉ』
それから三時間程かかり
俺の全く知らない海についていた。
『ここどこだよ?』
俺の問いに ゆうはただ 無邪気な顔で 笑顔を作った。
それを見て
『気持ちわりぃ…』
『ちょっと!イケメンになんて事言うかなぁ?』
『はいはい、で、何すんの?』
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