君が居て、僕が居て。

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しばらくして会はおひらきになり、ほどよく酔った奴らはハイテンションのまま二次会の店へと流れていく。 彼女はその流れを無視するように反対側へ。 「行かないの?」 ハイテンションの勢いのまま、馴れなれしく彼女に初めて声をかけた僕。 彼女がこちらを振り向くなり、うっとうしいと言わんばかりの顔をした事は薄暗い街灯の下でもすぐにわかった。
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