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みんなが盛り上がってるなか、マサヒコが歌いはじめた。
カラオケはいい感じに進み、あるとき、マサヒコが酒を頼みはじめた。
するとみんなたのみだし、結局みんなで飲むことに。
「遊にカンパーイ!!」
おれはカラオケの最中も、ミキちゃんの方をずっと見ていた。
どれくらい歌っただろう。気がつくと、マサヒコと舞香は深い眠りに落ちていた。
そして綾香はひたすら歌い、亜未とシュンは当然イチャイチャしていた。
おれは、チャンス!!と思い、開いていたミキちゃんのとなりに座った。
「未来ちゃんあんま歌わないよね?」
ミキ「うん~上手くないもん~」
眠そうにしゃべっている。
おれ「そんなことないじゃん!さっきのあゆとかうまかったし♪」
ミキ「全然だょぉ~」
おれ「一緒に歌おうょ!」
ミキ「ぇ?いぃょ~」
そしておれとミキは一緒に歌った。
そんな中、亜未とシュンは先に帰ってしまった。どうやらシュンの家に泊まるらしい。
カラオケの中は一緒に寝ているマサヒコと舞香、歌いすぎで疲れている綾香。
そしておれとミキちゃんの5人になっていた。
おれも眠くなり、うとうとしていると、ミキが肩に寄りかかってきた。
見ると理平常心を保っていたが、心のなかではドキドキだった。
おれ「眠い?ねてもいいょ?」
ミキ「ぅ…ぅん…大丈夫…」
…数分後、結局ミキはおれの肩で寝ていた。
「そろそろ時間だょね。」
綾香がガラガラ声で言った。
おれ「そうやね。みんな起こそっか。」
2人でみんなを起こし、カラオケを出た。
飲み過ぎでへばっているマサヒコと、そんなに飲んでないのにフラフラな舞香。
舞香を綾香が助けながら、マサヒコをおれが手助けしながら歩いていた。
「やっぱ寒ぃな!!」
するとマサヒコが自分で顔をたたき、
「寒いから酔いが覚めたし。」
と言い、フラフラだが1人で歩きだした。
綾香「じゃぁね~!またバイトで♪」
綾香は舞香をつれてかえっていった。
「気をつけてな~!てか今日遊の歓迎会だったのにこんなんでごめんな!」
マサヒコが言った。
おれ「全然いいって。楽しかったし!」
マサヒコも家に帰って行った。
ミキちゃんと2人になった。
聞くと、ミキちゃんの家はおれの住んでるアパートの近くらしい。
おれとミキちゃんは、一緒に帰ることになった。
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