3.恋

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みんなが盛り上がってるなか、マサヒコが歌いはじめた。 カラオケはいい感じに進み、あるとき、マサヒコが酒を頼みはじめた。 するとみんなたのみだし、結局みんなで飲むことに。 「遊にカンパーイ!!」 おれはカラオケの最中も、ミキちゃんの方をずっと見ていた。 どれくらい歌っただろう。気がつくと、マサヒコと舞香は深い眠りに落ちていた。 そして綾香はひたすら歌い、亜未とシュンは当然イチャイチャしていた。 おれは、チャンス!!と思い、開いていたミキちゃんのとなりに座った。 「未来ちゃんあんま歌わないよね?」 ミキ「うん~上手くないもん~」 眠そうにしゃべっている。 おれ「そんなことないじゃん!さっきのあゆとかうまかったし♪」 ミキ「全然だょぉ~」 おれ「一緒に歌おうょ!」 ミキ「ぇ?いぃょ~」 そしておれとミキは一緒に歌った。 そんな中、亜未とシュンは先に帰ってしまった。どうやらシュンの家に泊まるらしい。 カラオケの中は一緒に寝ているマサヒコと舞香、歌いすぎで疲れている綾香。 そしておれとミキちゃんの5人になっていた。 おれも眠くなり、うとうとしていると、ミキが肩に寄りかかってきた。 見ると理平常心を保っていたが、心のなかではドキドキだった。 おれ「眠い?ねてもいいょ?」 ミキ「ぅ…ぅん…大丈夫…」 …数分後、結局ミキはおれの肩で寝ていた。 「そろそろ時間だょね。」 綾香がガラガラ声で言った。 おれ「そうやね。みんな起こそっか。」 2人でみんなを起こし、カラオケを出た。 飲み過ぎでへばっているマサヒコと、そんなに飲んでないのにフラフラな舞香。 舞香を綾香が助けながら、マサヒコをおれが手助けしながら歩いていた。 「やっぱ寒ぃな!!」 するとマサヒコが自分で顔をたたき、 「寒いから酔いが覚めたし。」 と言い、フラフラだが1人で歩きだした。 綾香「じゃぁね~!またバイトで♪」 綾香は舞香をつれてかえっていった。 「気をつけてな~!てか今日遊の歓迎会だったのにこんなんでごめんな!」 マサヒコが言った。 おれ「全然いいって。楽しかったし!」 マサヒコも家に帰って行った。 ミキちゃんと2人になった。 聞くと、ミキちゃんの家はおれの住んでるアパートの近くらしい。 おれとミキちゃんは、一緒に帰ることになった。
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