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3.恋
次の日。
おれはもってきていた目覚まし時計で目が覚めた。
渋谷に来て3日。なかなか充実してると思う。
8時半にアパートを出て、レストランへ向かう。
レストランの裏でタバコを吸っているマサヒコを見つけた。
「マサヒコ~!」
「おぅ遊!おはよ~さん!」
2人でタバコを吸い、時間なのでレストランに入る。
休憩室では綾香と亜未が化粧をしていた。
「おはょ~♪マサヒコ!と…遊?だっけ?」
「おはょっ」
おれとマサヒコは言った。
どうやら今日の朝メンバーはこの4人らしい。
「マサヒコ!今日カラオケ行かん~?♪」
亜未が言った。
「べつにヒマやしええょ!てか遊の歓迎会ってことでみんなで行くか!!」
綾香も賛成し、午後のメンバーも誘うらしい。
そしてバイトが始まった。
まだ慣れてないおれは、店長やマサヒコに教えてもらいながらバイトを終えた。
(ミキちゃんも来るのかなぁ~?)
おれの心はそれだけだった。
「おつかれ~!!」
マサヒコ「午後メンバーが終わるまで遊んどろうや!」
そしてまたマサヒコと渋谷の町をまわった。
そしてカラオケの時間がせまった。
みんなでカラオケに集合らしい。
おれとマサヒコもカラオケに向かった。
カラオケの前には綾香と亜未のギャル2トップ、舞香。
そして知らない男の4人がいた。
マサヒコ「おまたせ!シュンも来たのか♪」
シュンは亜未の彼氏らしい。どっから見てもギャル男だ。
亜未とシュンは仲良さそうにイチャこいている。
綾香「未来おそいなぁ~」
(ミキちゃんもくるんだ!!やったぁ!!)
そんなことを思っていると…
「ごめぇん!川崎店長にシフト聞いてて~」
ミキだ。やっぱりかわいい。
「よしっ!行くか。」
マサヒコを先頭にみんなはカラオケに入っていった。
メンバーはマサヒコ、おれ、綾香、亜未、シュン、舞香、未来ちゃんの7人。
部屋に入ったマサヒコは、いきなり曲を入れはじめた。
綾香「マサヒコ!今日は遊くんの歓迎会でしょ?ちょっとまてって!」
そう言って綾香はマイクをとった。
「はいはーい!!今日は遊くんの歓迎会でぇ~す。テンション上げていこ~!!」
綾香は盛り上げ役ぴったりだった。
そしてマサヒコもマイクをとっておれに渡してきた。
「ありがとう。これからよろしくね!!」
「イェーイ!!」
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