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リンリン、カンカン
お伽話の世界
リンリン、カンカン
ワンダーランド
そうさ、我等が不思議の世界
リンリン、カンカン
首飛ばせ、チョンボ
ゆたーりお茶会、ごっくん
時計の針がチックタク
どれも我等が遊園地には敵わない！
遊園地はワンダーランド
不思議な不思議なワンダーランド
目の前に広がる世界はすごかった
きっと…俺がいた世界なんてめじゃない程すごいんだと思う
「お、アリス！」
『グリス……』
陽気にグリスが話しかけてきた
残念ながら、俺は許容オーバーだ
「アーリスー？」
「どうかしたか？」
『す……』
「「す？」」
『すっげぇー！』
色々すごかった
コーヒーカップやら何やらあっちにあったのもあるけど、意味の分からないやつまで色々ある
なんか楽しそうだ
「気に入った？」
『遊んでいいのか？』
「まー、待てよ」
グリスが懐を漁る
そして、二枚の紙を取り出す
「フリーパスだ！すげぇだろ」
「さっすが、おっさん！」
「お前からは金とるぞ」
「うわっ、ありえねぇ」
「当たり前だろうが」
「アリス、ひでぇと思わね？」
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