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そしてガンランスでの最初の狩猟は、ガンランスと相性の良いフルフルに決まった
ちょうどランクを上げるために倒さなくてはならない相手なだけにミレイは気合いが入っていた
「ブラッドは太刀で行くんでしょ。だったら樽爆弾持っていってよ」
「竜撃砲使えるんだし必要ないだろ」
「駄目っ、持ってくの。あと落とし穴も持ってね」
「ミレイのにも少し入れてくれないかな」
「私は砥石でいっぱいだから無理」
「い、いや砥石そんなに使わないよ」
「使うったら使うの」
結局、ほとんどの荷物を持たされたブラッドはキャンプに着いた頃には疲れ果てていた。
「まずは飯にしよう」
「はいっ。オニギリ」
「…これだけ」
「さっさと食べてよね」
ミレイは一つオニギリを食べると早速ガンランスに装填し、出発の準備も済ませていた。ブラッドが、ちびちびと食べていると…
「いつまでも食べてないの。取り上げるわよ」
と言われ渋々と出発の準備をしあげるのだった
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