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「あぁ~あ。早く出てけよ、臭くてたまらねぇなぁ」
フルフルはミレイが洞窟から出ると分かっているかのように天井から下り。ブラッドと一対一での戦闘になっていた
(下位のフルフルなんて太刀で楽に倒せるけど、ミレイにも相手させないとな)
倒さない程度に加減しながら戦っていると、こやし玉の臭いに慣れてきた頃にエリア移動をし始めた
(…やっと行ったか)
ミレイは洞窟から出るとフルフルが来るであろう湿地に行きゲネポスを相手にガンランスの砲撃を練習していた
「重くて構えたまま走れないし、砲撃も当てられないよぅ…」
たいていの狩人は小型モンスターに砲撃を使わないがミレイは砲撃でモンスターを倒す事にこだわり苦労してしていた
「ミレイもうすぐフルフルが来るぞ」
ゲネポス相手に苦戦中のミレイにブラッドが合流した
「えっ、もう来るの」
「だいぶ時間経ったと思うぞ」
「本当に来たぁ」
「早くフルフルの着地地点で竜撃砲の準備をして」
「わかった」
ブラッドは竜撃砲の邪魔にならないようにゲネポスを退治しフルフルが降りて来るのを待っていた
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