君の隣~第ニ章~

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私は走った 急いで靴を履いて校門を飛び出た 走ってる鼻の頭に水滴が落ちて来た 「雨……?」 思わず立ち止まった そしたら雨が勢いよく降り出した 私は家にかえろうとした…… …… だが無我夢中で走っていた私は見慣れぬ場所にいた 帰ろうにも帰れない それに加え私は方向音痴 一先ずどこかに雨宿りしなければ……と思いあたりを見回す すでに中もびっしょりの状態 とても寒かった その時後ろから声が聞こえた…… 「山川さん?」 それは学校で結構人気の高い藤沢直哉君だった
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