3.

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…あ、ヤバイんじゃね? あまり関わらずにいようと紅羽はそ知らぬフリで友情のこもった残りのパンを黙々と食べ進める。 しかし、どうなるか気になるためチラチラと視線が2人を見ているのは言うまでもない。 「なぁ~、南都。俺を慰めて」 「もう!鷹史!今、僕がご飯を食べてるの見えてない?それだったら眼科に行くべきだよ」 ついに耐えかねた南都は、キッと鷹史を睨み付けながらプーッと頬を膨らませ、いかにも怒っていますという様子を見せた。 しかし、南都自身の女の子にも間違われるほどの可愛い容姿がゆえに、睨み付けているのは上目使い。怒っていても愛らしく見えてしまうのだ。
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