死詩。

眠り

目が覚めてしまった。
めんどくさいな。
仕方無いから起きよう。
そう頭の中で、僕は考え
躯を起こした。
何時もの日課である、テレビと新聞を流し読みしつつ耳でテレビを聞き気になるニュースを見た。
すると速報が入った。
小規模な地震が東北辺りで起きたらしい。
幸いにも今の所怪我人等は居なかった。
そうこうしている間に、出掛ける時間になった。
僕はとある私立の大学に通う、学生だ。
幸い気の置けない友人も居るし、彼女だって居る。
充実した大学生活をおくって居る。
まぁどうでも良いことだろうが。
携帯にメールが入った。
友人からだ。
『今日終わったらどっか行くから学校来いよ。』
との事だ。
僕はメールが苦手だ。
だから素っ気なく『うん』
ぐらいしか返そうと思わない。
それを分かってくれているのかそれいじょうの返信は無い。
これ以上言うことはない。
では大学へ行こう。
その日は水曜日だった。