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おばあちゃん。
貴女は今、幸せですか…？
天国でおじいちゃんに会えましたか？
貴女は今、笑えてますか？
あの日、行けなくてごめんなさい…。
きっと悲しかったよね…。
僕は大きくなってから気付きました。
貴女の大切さ…。
貴女の温もり…。
貴女の優しさ…。
全てが僕を支えてくれていましたね…。
そんな貴女に僕は、何かしてあげられましたか…？
何か残してあげられましたか…？
昔、手紙をあげた時に喜んでくれましたね…。
あの時の笑顔がもう一度みたいです…。
今でも貴女を思うと、涙が出ます…。
そのたびに、もう泣かないと決めるのですが…
やはり涙が出てしまいます…。
僕が辛いのは、もう二度と貴女に謝れない事です…。
もう二度と貴女に触れられないことです…。
きっと貴女は笑顔で許してくれると思います…。
でもそれが辛いです…。
貴女の優しさに触れるのが怖いです…。
貴女の最期に…、
一緒にいられなかった自分が憎いです…。
これから先も僕は…、
貴女を背負い生きるでしょう…。
でも…、僕は前を向きます…。
昔に捕らわれて生きていくよりも…、
此から先の幸せを噛みしめて…、
一歩ずつ大切に生きていきます…。
もしも躓いてしまったら…、
貴女を思い出し…、
必ず乗り切ってみせます…。
だからずっと見守っていてください…。
あの優しい瞳で…、
僕を見つめていてください…。
さよならは言いません…。
貴女とは瞳を閉じれば会えるから…。
ただ、いま言いたいのは…、
…ありがとう。
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