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『初めまして!アツシの彼女のあさこやけどわかる?』
恭ちゃんに初めて送ったメール。今でもはっきりと覚えてる。
なんて送ろうかすごく迷って、ミナとはしゃいでた。
「あつしの彼女って付け足した方がいいかな?」なんていったら「彼女ぶるなって!笑」って言われて…いや、あたし彼女やから!って思った覚えがあるもん!笑
「よし、送った送った!返事くるかな??」
「もし着たら『ミナにアド教えてもいいですか?』って聞いてよ!?」
あ、やっぱり好きなのかな?
「いいよ!」
喜ぶミナ。それをみて微笑むあたし。
そんな盛り上がってる中に、鳴り響く着信音。
「きたー!メール返ってきたよ、ミナ!」
「なんて?」
『覚えとるよー!』
「「普通ー!!笑」」
そっけないようで、どこか暖かいような、そんなメール。
その後ミナに言われたようなことを聞いてクラスの男子とメールするような、そんな世間話のメールをした。
でもね なんだかクラスの男子とメールするより楽しくて、
メールから伝わる恭ちゃんの優しさを知った。
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