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はぁ…と深い深いため息をつきながら稔弥が口を開いた。
『だからな?陽菜はそこら辺にいるアイドルよりもかわいいゆうとんねん。分かるか?』
『…あはは!!何言ってんの?有り得ないからぁ!!笑 みんな一辺眼科行ってみてもらえば?笑 あーお腹痛いッ…』
『『『だめだ(や)なこれは…』』』
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あの後稔弥と亮汰も講義を受けて、今あたしは操と翔真からのメールを受け取り、2人の所へ向かっている途中だ。
白い壁に囲まれた茶色い床の上を なるべく足音を断てずに小走りで目的の場所へ向かう。
窓の外では夏の終わりをつげるように、涼しい風が吹いている。
5分程歩いたころ、進行方向から操と翔真らしき人影が歩いてきた。
『あんたってほんと無口だね? うん 以外になんか喋れないワケ?』
うっわ… ブラック操だ…。
『…………うん。(めんどくさい)』
翔真クンなんだかあなたの心の声が おねーサン聴こえるんだけど…
『ったく…イライラするなぁ……あ!! 陽菜先パアァァイ!!』
うおっ ブラック操からいきなり変わったし!!
翔真も若干引いてるし…
『はは…、ごめんッ! 待たせちゃった?』
『…お『ぜんっぜん!そんな事ないですよッ☆むしろ丁度いいぐらいです!!』
『はは…、なら良かったぁ。』
『…そん『ところで!!修治サンが選んだメンバーってどなた達なんですか?』
あらまぁ… 翔真の話が悉く遮られちゃってる…
『あぁ… 亮汰と稔弥だよ!2人は面識ある?』
『あたしは亮汰サンなら一度お話しした事ありますよッ!!』
『それなら大丈夫だわ 笑 翔真は?』
『…どちらともない』
『そうなの?…まぁ翔真なら大丈夫でしょ!だからそんな緊張しなくていいよ?』
『ッ!…………ありがとう』
『 クスッ いいえ☆ んじゃみんな待ってるから行こっか!!』
『 はいッ!!』
『 ……うん(うるさい…)』
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