1.噂

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はぁ…と深い深いため息をつきながら稔弥が口を開いた。 『だからな?陽菜はそこら辺にいるアイドルよりもかわいいゆうとんねん。分かるか?』 『…あはは!!何言ってんの?有り得ないからぁ!!笑 みんな一辺眼科行ってみてもらえば?笑 あーお腹痛いッ…』 『『『だめだ(や)なこれは…』』』 ーーーーーーーーーーーーーー あの後稔弥と亮汰も講義を受けて、今あたしは操と翔真からのメールを受け取り、2人の所へ向かっている途中だ。 白い壁に囲まれた茶色い床の上を なるべく足音を断てずに小走りで目的の場所へ向かう。 窓の外では夏の終わりをつげるように、涼しい風が吹いている。 5分程歩いたころ、進行方向から操と翔真らしき人影が歩いてきた。 『あんたってほんと無口だね? うん 以外になんか喋れないワケ?』 うっわ… ブラック操だ…。 『…………うん。(めんどくさい)』 翔真クンなんだかあなたの心の声が おねーサン聴こえるんだけど… 『ったく…イライラするなぁ……あ!! 陽菜先パアァァイ!!』 うおっ ブラック操からいきなり変わったし!! 翔真も若干引いてるし… 『はは…、ごめんッ! 待たせちゃった?』 『…お『ぜんっぜん!そんな事ないですよッ☆むしろ丁度いいぐらいです!!』 『はは…、なら良かったぁ。』 『…そん『ところで!!修治サンが選んだメンバーってどなた達なんですか?』 あらまぁ… 翔真の話が悉く遮られちゃってる… 『あぁ… 亮汰と稔弥だよ!2人は面識ある?』 『あたしは亮汰サンなら一度お話しした事ありますよッ!!』 『それなら大丈夫だわ 笑 翔真は?』 『…どちらともない』 『そうなの?…まぁ翔真なら大丈夫でしょ!だからそんな緊張しなくていいよ?』 『ッ!…………ありがとう』 『 クスッ いいえ☆ んじゃみんな待ってるから行こっか!!』 『 はいッ!!』 『 ……うん(うるさい…)』 .
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