1.噂

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どーせ 親父さんに聞いたんだろうが… 『それで? 修治がいちいちあたしにそんな話をもちかけてくるって事は?何があるの?』 『さすが陽菜、わかってるね…。』ニヤリ 『何年付き合ってると思ってんの? 幼なじみの感、なめないでよね?』 『フ…。はいはい。んぢゃ本題に入るよ。』 『さっさとしてよ?』 『…最近、こうゆう事件が多いと思わないか?』 『まぁね…、正体不明の通り魔サンに?はたまた原因不明の死因……。』 『だろ…?最近起こった一連の事件を聞いてみると、全部分からない事だらけなんだ。だからさ、この一連の事件の共通点を探して、解決してみない?』 『…それで、手始めにあたしなワケ?』 『うん!!笑』 『…殴っていい?』 『えぇ! なんでだよー…。だってさ、なんかおもしろそうじゃね?! 』 『どこがおもしろいのよ…。めちゃくちゃ危険そうじゃないの…』 『そこが いいんだって!!ね!お願いっ!!』 『やぁよ。大体なんであたしなの? 修治なら他にもいるでしょ? そうゆう系大好きな友達』 『…う いるっちゃいるけど…、陽菜ほどの頭もった奴がいないんだって!! だから お願い!!! なっ?』 うっ…、やめてよね…その見捨てられた子犬の目!! ーーーーーーー 1分経過 ーーーーーーー ジーーーーー ーーーーーー 5分経過 ーーーーーー うぅ…汗 『…わ わかったわよ やればいいんでしょ!!』 『やったー!!ありがと陽菜!!』 『でも つまんなかったらすぐ抜けるからね!!』 『分かった分かった!!よっしゃぁ!!んじゃ陽菜も何人かメンバー集めといてくれない?』 『んー、分かった。』 『んじゃ俺も何人か集めてくるわ!!じゃな!!』 『がんばってねー…』 そうやって 修治はバタバタと慌ただしく食堂を出て行った。 .
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