1人が本棚に入れています
本棚に追加
操と別れた後、あたしはもう1人の後輩 翔真(しょうま)のところに来ていた。
『………ーだからさ、翔真もやらない?結構おもしろいかもよ?』
『……めんどくさい』
『そんなこといわずに!!ねっ? なんか奢るから!!』
奢る、という言葉に翔真がピクッと反応した。
お? 脈あり…?
しばらく黙ったままだった翔真が顔をゆっくりと上げてあたしを見た。
『………華のイチゴパフェ』
『…りょーかい! んぢゃ決定ね☆ あーぢゃあ終わったらメールちょうだい?操と迎えにくるし』
『…………分かった。』
『んぢゃ あたし行くねー。また後で!』
そう言って、次の講義の部屋に向かった。
ーーーーーーーーーーーーーー
そこにはもう修治がいた。
『 おせーぞ陽菜!!』
『ごめんごめん。翔真が手強くて…』
『お 翔真いるんだ?…楽しみだなー。』
と何やら意味の分からない事を呟きながら修治はニヤニヤしている。
『……きもい』
『なんだと?!お前彼氏に向かってきもいとか『修治の方のメンバーって誰になったの? 』
あたしは修治の言葉を遮り早口でそう伝えた。
『こんにゃろー…まぁいいけどさぁ…。もう少しいたわりってものが欲しいなぁ~。』
『何下んないこと言ってんの?』
『あ”ーごめんごめん(棒読み)んで?なんだったっけ?』
『…修治クンが集めたメンバーって誰なのかな?』ニッコリ
『あ…あぁ…稔弥(としや)と亮汰(りょうた)だよ。』
『…あぁ イケメン二人組か…』
『…ふつうさぁ、彼氏の前でそうゆう事言うか?』
『ん? 何? 妬いてんの?』
『な!! ちげぇよ!!///』
…顔真っ赤にして言っても説得力ないからぁ
『クスクス 大丈夫だよ。修治が一番カッコイいから笑』
.
最初のコメントを投稿しよう!