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二人が目を覚ましたのは数時間後の事でした
雨が止んでいると確認して二人が外へ飛び出すと
…未だ辺り一面火の海だった
夢ではなかった…全てが現実なんだと思っていた時
瓦礫の上に先程おじさんたちと対峙していた人溜まりがいた
その先頭にいた奴が笑いながら何かを放り投げた
…おじさんと、青年の亡骸を
人溜まりは大きく腹を抱え笑い出しました
二人は震えだし…そして
二人は叫んだ
…怒りのままに
同時に指輪が神々しく光輝いた
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