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「しかし…何もないなぁ」
歩きの面倒くささのためかあきれ気味に話す彼はリオン
「仕方無いわよ、荒野だもの」
キリッとしっかりと冷静に応え疲れを見せない彼女はメイ、二人は未だに見えてこない目的地へと歩いていく
しばらく荒野を歩いていくと小屋が一軒見えた
「ついにジェイの小屋か?」
期待と嬉しさで目が光輝く
「王が言ってきたからもう少し立派な場所かと思っていたけど…普通ね」
荒野の真ん中にポツンと小さくログハウスで出来た家があった。隣には風車がカラカラとまわっている
「まぁ、とりあえず行って見るか…ウン?」
異変を感じよく見ると小屋の周りを三頭の馬とそれに乗った人がいた。彼等の格好は今一つでかなりキラッキラッしていて髪も良い感じに遊んでいた
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