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「いらっしゃっ」
中にいたエプロンを付け、煙草を口に加えがたいの良い体にヒゲを顎周辺に生やしているイカツイオジサン…彼の名前はジェイ
しかし笑顔で入って来た二人組を見ると警戒が強まる
「…ただ者じゃないな…俺が情報屋としって来たんだろ…ノートはやらねぇぞ」
「あぁ、俺ら外回っていた奴らの仲間じゃないぞ」
手を横に振り違う違うとジェスチャーをする黒と赤の服の男リオン
「そうよ、この間旅に出たばっかりの世間知らずよ」
更に付け加えたのはオレンジと白の服の女メイ
ひとまず警戒をといてもらおうと誤解を解く
「そうか…悪いな疑っちまって、俺はジェイ、情報屋と喫茶店をやっている。最近めんどくさい奴らが狙っているから警戒しなきゃならなくてな」
迷惑そうに溜め息混じりで話す。まぁ、アレはめんどくさいよなと納得する。改めて店をみるとカウンター式の喫茶店、どちらかとバーが似合うお店だが日のあたりと木のカウンターが気に入った
「外にいた奴らの事か?」
あんたなら瞬殺できそうな体なのに、そう付け足すと情報屋の体は傷つけちゃいけねぇと言われた
「あぁ、奴らはここら辺で悪さばっかりしているパーシー一味だ、ここから北に向かっていくとでかい家がある。それがアジトだ。力をつけてきたから、情報屋のノートを奪い一気に世界を取ろうとしているんだな」
全くバカな話だと笑いながら煙草を蒸かす
ピクッ
「あのザコのボスが世界ねぇ、毎回来るたびにうろつかれても邪魔くさいし…壊すかメイ?」
あっ、嫌な予感…
ゴゴゴゴゴゴ
予想的中、ブラックメイさん登場
「もちろん…悪は即壊さなくちゃいけないわ」
お、ジェイビビってる、ビビってる…ってことはジェイにも見えてるんだなアレ
「壊す壊すって、お前等…」
驚きながら質問してくる、まぁ、武器も無いようにみえるしな
「壊し屋だよ、行くぞメイ」
入り口に立ちアジトへ向かおう
「とりあえず壊すから帰ってきたらコーヒーよろしく」
そういうと二人は出ていった
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