懐かしき背中

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しばらく歩いていき、最終試験会場と思われる場所…街中にある楕円形のグランド、周りは少し高めのフェンスで囲まれている。フェンスの奧には客席が階段の上に設置されている。いわゆるスタジアムだ 『現在残っているのは31名です!!毎年変わる試験の今年の試験内容は…2人1組の16チームで4ブロックに4チームごと別れていただき《総当たり戦》にします!!』 周りは知らない人ばかりの為、ざわめきが広がる。誰もが実力や相性がわからない…慎重に決めなくてはいけないのだ 『この総当たり戦は勝敗は関係ありません。この試験は実力等、色々な所を見させてもらいます。なので出来るだけ気が合う相手を見つけた方が試験では有利ですよ!!しかし31名しかいませんので1人だけ1人1チームとします。まずわチーム作りを5分間、次にブロック決めをします!!では始め!!!!』 それぞれチーム作りが始まった 5分後 それぞれグループを決め、4ブロックに別れた、リオン達はDブロックに決まった が、若干困り気味の様子 『…ハズレだったかな』 それはリオン達が今回の試験の強い数名と当たってしまったからだ リオン達のブロックの相手達は普通ではないオーラを出していた その内一人だけ飛び出してオーラがヤバかった チームメイトはいなく一人だけのやつだった、最初から誰とも会話をせず、近寄らせなかった まるで信じてるのは己のみと言っているようだ
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