プロローグ

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黒ずくめの男は子どもたちを見ると言った 《…すまない、助けられなかった…》 二人は男を払いのけ両親のそばへよって、もう一度せめて一度名前をよんで欲しかった しかし問い掛けてもかえっては来なかった…もうそこにはいない両親の亡骸 二人は泣き叫んだ その様子を見ていた黒ずくめの男は叫んだ 《早く逃げろ!!!まだ奴らはこの村にいる、両親のように殺されても良いのか!!!》 この男は誰なのかとは思ったが襲ってこないところを見た限り殺した奴ではなさそうだ 二人は泣き崩れ両親と死ぬと叫んだ パ、パーン
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