🌊思いつき🌊

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ティダの少し怯えた表情にマッコウは怖くなりつつも、にわかに湧き上がる好奇心を抑える事が出来ませんでした。   「じゃあ、本当に在るんだね…潜るのはともかく、遠くからでも一目見たいなぁ。」     マッコウは様子を伺いつつも、思い切って頼んでみます。     「ねぇ、君が連れて行ってくれれば安心なんだけど。」     碧い魚は驚いた顔をして、暫く鯨の顔に魅入られたかの様にジッと見つめました。
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