恋を語る

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君の白さが好きだ。 愛くるしい姿も僕を魅了して止まない。 指で触れたときの触り心地も堪らない。 それに大声では言えないが……、匂いも気に入っている。 そして何より、君がいてくれるだけで僕は優しい気持ちになれる気がする。これ以上はないというほど、幸せな気持ちに。 だがこれは愛ではない。 明確な愛と恋の定義などは分からないが、少なくとも僕と君との関係は愛ではないはずだ。 僕がただ君に、一方的に恋しているにすぎない。 僕は君に見返りなどは求めない。 同じように恋をして欲しいなどとは言わない。ましてや愛などは。 けれど僕はそれで良いと思っている。 満足しているわけではないが、仕方ないと思っているんだ。 何せ君は、 骨なんだから。
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