一年三組 中村秀吉

3/6
18人が本棚に入れています
本棚に追加
/71ページ
中村、太一、喜一がこれから過ごす弐號舘高校の入学式の朝… 太一 「おっしゃーセーフ!」 喜一 「あぶねー!!」 山中 「うぉらー貴様らぁ! あと3秒で遅刻だからなぁ!…3…2…い…」 山中鉄男。ここ弐號舘高校の生徒指導を担当する教師。常に竹刀を片手に怒鳴りまくる、生徒には嫌われた存在だ。 中村 「うぉー!待ってくれーーーー!!」 ガラガラッ! あと少しというところで門は閉ざされた。 運悪く、登校時間に間に合わなく山中に捕まったのは中村だけだった。 山中 「貴様何年何組だぁ?入学式から遅刻とはぁ!!良い度胸じゃねぇか。」 中村 「て、てめぇ! 数えんの早ぇんじゃねぇのかぁ!?」 中村が山中に食いかかる 山中 「てめぇとは何だ!? 山中先生と言え、山中先生とぉ!」
/71ページ

最初のコメントを投稿しよう!