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中村、太一、喜一がこれから過ごす弐號舘高校の入学式の朝…
太一
「おっしゃーセーフ!」
喜一
「あぶねー!!」
山中
「うぉらー貴様らぁ!
あと3秒で遅刻だからなぁ!…3…2…い…」
山中鉄男。ここ弐號舘高校の生徒指導を担当する教師。常に竹刀を片手に怒鳴りまくる、生徒には嫌われた存在だ。
中村
「うぉー!待ってくれーーーー!!」
ガラガラッ!
あと少しというところで門は閉ざされた。
運悪く、登校時間に間に合わなく山中に捕まったのは中村だけだった。
山中
「貴様何年何組だぁ?入学式から遅刻とはぁ!!良い度胸じゃねぇか。」
中村
「て、てめぇ!
数えんの早ぇんじゃねぇのかぁ!?」
中村が山中に食いかかる
山中
「てめぇとは何だ!?
山中先生と言え、山中先生とぉ!」
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