一年三組 中村秀吉

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山中 「いいから、何年何組で名前を言わんか!!!」 山中がシャガレ声で中村に怒鳴りまくる。 しかし中村は平然と答えた。 中村 「俺は一年の中村秀吉だっ!文句あっか!?」 山中 「なにぃ!?貴様一年という事は、今日は高校生活初日じゃないか。初日から遅刻するとは、先が思いやられるわ!」 中村 「ふん!一年だからって何だってんだ。」 その時中村が、おもむろに制服の内ポケットから何かを取り出す。 ガサゴソ… シュボッ… 中村 「す~~ぷは~~」 太一・喜一 「げっ!!ばか、中村さん、タバコは!!」 太一と喜一が焦りながら叫ぶ。 中村 「えっ?あっ!!ああッ!!」 山中 「きききき貴様ッ!!」 山中の額の血管が浮き上がっているのが一目でわかった。 中村 「なはははは…。許して先生。」 焦りながら山中に向けて手を合わせる。 山中 「停学ッッッ!!!!」 中村の高校生活は、めでたく(?)停学謹慎から始まったのであった。 キーンコーンカーンコーン… キーンコーンカーンコーン…
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