一年三組 中村秀吉

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中村 「だ~クソ!!キャンキャンうるせぇ女だぜ!!」 太一 「わはは。天下の中村さんも、昔からゆみちゃんには頭が上がらねぇなぁ。」 喜一 「ぎゃはは。仕方ねぇよ太一!中村さんはゆみちゃんに惚れてんだからよっ。・・・・あっ」 …ゴン!!…ゴス!! 喜一 「…すぐ殴る!!」 やっぱり一言多い。 太一 「はは、一言多いんだよオメェはよ。」 中村 「帰るぜ。」 喜一 「帰るって中村さん、まだ二時間目だぞ?」 中村 「ダリィんだよ。じゃあな。」 ガラガラッ…ピシャッ!! 照れとイラ立ちから、中村は二時間目で帰ってしまった。 太一 「俺も帰ろっかな。」 喜一 「バカ、太一!!いいのか?次は女子との合同体育だぜ!?」 太一 「何ッッ!!?合同体育!!?」 喜一 「おぉよ!ここで一発イイトコを見せてだな…」 太一 「よっしゃ!!張り切っていくぞ喜一!!」 喜一 「おぅ!!太一!!」 二人とも中村の事を忘れ、女子が見ている体育の授業に、一目散に走っていった。
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