君へ

　
力の限りに手をのばしても

私にはまだ掴めないその光の先を

君は

その体を代償に手にした

浄化の炎に包まれながら

苦しみはなく

たどりつけたのかな

こころの重さではかるなら
そこでは君は

誰よりも高く

きれいに飛べるはずだから

そうしてその清浄なこころは

ありのままのこころは

だれからも拒まれる事なく

受け入れられているのだと

そう、信じたい