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『シルカシェン(サーカスの人)はそれをこう呼ぶわ……
Le Cirque de Minuit.
ル シルク ド ミニュイ
真夜中のサーカス
とね………』
僕と颯斗は急に話かけられ驚いて振り返ると、そこには綺麗な銀の髪を靡かせた少女が居た。
「真夜中の、サーカス…」
『そ…』
彼女は綺麗に微笑み頷いた。
「所で君は?」
僕が彼女の微笑みに見とれていると、颯斗は彼女に君は誰だと問いだした。
確かに僕も彼女を見た事がなかった。
『はじめまして、今日フランスから転校して来たミリティア・ロウンと言います。よろしく』
「へー!君が噂の外部生ちゃんか~♪俺、佐久間 颯斗ね♪」
「早瀬……郁渡、です…」
『よろしくね、颯斗君…郁渡君……』
挨拶を済ますと調度良くチャイムが鳴り先生が入って来た。
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