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[愛するが故に殺人衝動]
ざくっ ざくっ
じゅるる
暗闇の中 ある女がナニかを斬っていた。
月に照らされる。そこには男の死体。全身を切られ白目を向き泡をふいている。
女は斬った死体を愛しそうに見つめ、口の中に入れた。
ガリッ ガリッボリッボリッ
じゅるるっ
男の血をじゅるると吸い骨をしゃぶりかじる。
女の息遣いは荒くなる。
そして首だけになった男の首を持ち上げこう言った。
「愛しい貴方ともう離れないわ・・・私の身体の中で貴方は生きるの。嬉しい?そう 貴方も嬉しいのね。
ふふふ あははははは!!!!」
女は狂ったように笑った。
女にはもう言葉は通じない。何故なら彼女には男しか見えていないのだから・・・・・
end
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