校長の特権

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御剣たちはその後、二段ベッドの上に浜、下に御剣が寝た。 次の日。 朝のホームルームが終わってすぐにテスト返却に移った。 「今からテストを返却するが、今回の平均は83.7点、トップは294点で御剣だ」 クラスの皆から暖かい拍手を貰う御剣。 そして皆にテストは返却された。 「だー…赤点だ……」 「よし来た!!80点!!」 教室には、赤点による悲鳴、高得点による歓喜の声でいっぱいになっていた。 「浜くんどうだった?」 高成績すぎる御剣が浜に点数を聞いた。 「国語が77点、数学が84点、英語が68点だったよ……」 「浜くん凄いよ…」 浜の点を聞いていた冥地が言った。 「えっ冥地さんは何点だった?」 「細かい事は言えないけど、三教科とも80点以上だったよ」 点を聞いた瞬間、浜の表情がかわり、がっくりしている。 そんな話をしている時に、先生が生徒をまとめる。 「静かに……いいかいちゃんと復習するんだぞ…わからんとこは…御剣に聞け」 と言った瞬間、生徒の目線が御剣に集中した。 「はれっ!?皆………」 その後、御剣は質問の嵐にあったのかもしれない…
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