始まり

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「う~んなかなか大変だったみたいだネ…御剣くん」 軽く御剣を慰める黄泉。 「ええ大変でした……」 と答える御剣。 そこに濱が。 「御剣くんって推薦?」 御剣に問い掛けた。 「いや俺は一般だけど?」 普通に答える御剣。 「一般!?スゴッ!!」 その言葉に周りの者も驚く。 倍率5倍を勝ち抜いたのだ、驚くのも無理は無い。 「私は推薦よ御剣くん」 黄泉はそう言った。 「奇遇だね冥地さん、僕も推薦だよ」 濱も推薦だった。 「俺も推薦!!」 「私も」 次々と推薦で受かった者が名乗っていく。 「一般って…そんなに凄かったのか……」 改めて思う御剣だった。 ―校長室― 「一般で受かった15人は見つかったかい?神島」 「いや…まだです校長。って死神……なぜ俺が探さんといかん?」 校長室には死神と神島がいた。 「なぜって君が最も俺に近い存在だからさ…神島」 「………」 死神の答えに神島は黙り込む。 「俺が校長になろうとした。君は神島は校長を倒しただろ?この時点で俺達は略奪者だ。一番近いのは君だろう。」 「くっ…仕方ないな…見つかってないのは一人だ…」 死神は少し考えこんだ。
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