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車を走らせながら、舞の安否を心配していた。
─行けば舞を返してくれるって事みたいだし...
何もされていなければ良いけど......
自然と乱暴になる運転で、昔に一度だけ行った事のあるBarに向かう。
─クソッ。何でこんな時に限って信号に捕まるんだよ...
次々に赤に変わる信号機に苛つき始めていた。
そして、電話を切って30分位経った頃、やっと指示された店の前に着き、「本日貸し切り」の貼り紙がされている扉を勢い良く開けた。
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