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ガチャ─
「ういーっす...何?そのしけた面は...」
「はーい。差し入れー」
しっかりと変装した、啓介と悠斗が楽しそうに部屋へと入って来る。
差し入れのビールで乾杯した所で、啓介が持って来たパソコンの電源を入れて、一枚のCDを手渡して来た。
「明日か...」
俺はCDを手に取り、ジャケットを見ながら呟いた。
「それ...明日舞ちんへプレゼントな」
わざわざプレゼントする程の物ではないのに...
それから3人で、たわいもない話しをしながら、パソコンから流れる、明日リリースされる曲をBGMに、遅くまで飲んでいた。
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