1002人が本棚に入れています
本棚に追加
/582ページ
リハーサルを無事終え、控え室で寛ぐ俺に、啓介が声を掛けてきた。
「お前、もうしっかり歌えてる! 自信を持ってステージに上がれ!」
しっかりと延びてくる視線。
「ありがと。」
俺はそんな言葉しか言えなかった。
「ぷっ。…お前、緊張し過ぎだろ。
そんなんぢゃ、新たなステージには上がれねーぞ??」
また、1つの謎のキーワードを呟く啓介だったが、俺も悠斗もそのキーワードに触れる事はなかった。
最初のコメントを投稿しよう!