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具体的に、ダイエット方法の説明をする前に、脳みそについて、少し話をしておきたいと思います。
ダイエットに関する脳みその仕組みを知っているほうが、よりダイエットを楽しめるからです。
さて、人間は脳ミソでモノを考え、感じます。
ところが、時々、この脳ミソは錯覚を起こします。
何々さんが好きとか、私は偉いとか、頭が良いとか、すべて錯覚です。
そして…、もっと食べたい(必要以上に食べたい)と思うのも錯覚なのです。
錯覚を起こす要因はストレスを初め、たくさんありますが、なんにせよ、この脳ミソの不安定さを逆手にとって、ダイエットをします。
つまり、いままで通り、たくさん食べていると脳ミソに錯覚を起こさせ、食事の量を減らすのです。
食事の量を減らして、痩せない人はいません。
たくさん食べるから太るのです。
少ししか食べていなければ、太ることはありません。
簡単な理屈です。
さらに、この本のダイエット法は、他の全てのダイエット法の弱点である“停滞期”がありません。
停滞期とは、ダイエットを始めて、しばらくすると、必ず起きる、それ以上体重が減らなくなる不思議な現象ですが、この本のダイエット法では、自分がダイエットをしていることに、脳みそが気がつかないため、この停滞期もありません。
では、次の章からダイエットの仕方を説明します!
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