貴方。君は甘い蜜

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また俺は 好きでもない女を抱いてる 潤んだ瞳で俺を強く感じているこいつは 俺が好きじゃなくて 俺の物が好きで 俺に抱かれてるだけにすぎない いや俺が抱かれてるのか… そんなに男を感じたいなら そこらへんの捕まえればいいだろ? なんて何回聞いても 返ってくる言葉は 『貴方のにしか興味がない』 だけだ。 じゃ俺には興味ないってことだ どんなに深く貴女に入ろうと 貴女の心には入れないのか 都合のいい関係か それも悪くないかもな ただこんな関係お互いに汚くなるだけ そいえば こんなふうに 体を重ねる時は 決まって雨が降ってる この雨がもし酸性雨なら 洗い流しても落ちない汚れを 溶かしてくれないか? 都合よすぎだな…
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