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ハク
「一気コールした方がよかったでしょうか?」
『いや、いらないから。ウザいから』
ショッキングピンクは素晴らしくリンゴジュースでした。
これ軽い裏切りだよね!?
リンゴジュースは好きだけど飲んでビックリだよ!!
ハク
「それじゃあ、そこの扉を通って来てくださいね。ひとまず僕は退散させていただきます」
ハクが指差したのはちっさい扉。
わかるよ、僕これから縮むんでしょ?
きっと不思議の国のアリスと同じだから。
『二度と会わないことを祈るよ』
僕はにこやかに言った。
ハク
「そんなに寂しがらないでください。またすぐに会えますから」
ダメだコイツ・・・。
『いいからさっさと逝け!』
ハク
「照れ隠しですか?」
いや早く行けってば。
『勘違いも大概にね』
僕は呆れてため息をついた。
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