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由宇の目に確かに俺は映っている
そして想像以上の由宇の反応に満足した。
「由宇、元気だったか?」
どこか優越感を感じつつ何食わぬ顔で言う俺に
由宇はボーッとまだ夢でも見ているような感じで俺を見ている。
かわいい由宇。
二年ぶりの由宇は面影を残しつつ女らしさを漂わせていた。
「うん。竜哉こそ」
返すだけで精一杯と言った感じの半ば棒読みのような由宇の言葉。
気のせいか由宇の顔が少し赤い。
ちょっとは俺にドキドキした?
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