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あれから2年… episodeⅡ
高校を辞めたオレはただのしがないバイトだががむしゃらに働いた…
そうする事で少しでも何も考えずにすんだから…
時間帯も労働基準なんか関係無く朝から夜中まで毎日休みなんか無しで働いた…
バイトの中でも誰とも話さず終わると夜中の道を1人で歩いて家に帰った…
家に帰っても風呂に入り寝るだけだった…
頭からシャワーを浴びたまま毎日あの日を思いだしてしまい胸が締め付けられ泣いていた…
そして一年が過ぎ二年がたち2度目の冬が来た…
突然店の店長から呼ばれた…
D あの…呼びましたか?…
M あぁまぁ取り敢えず座って
D はぃ…オレ何かしちゃいましたか?…
M 違うよ(笑)D忘年会来いよ♪お前いつも誰とも話さないだろ?良い機会だからさ
D オレそう言うの苦手なんで…それにオレ居ると楽しく無いですよ…だから遠慮します…
M いや強制参加だ!取り敢えず来いよ♪
D …
正直この時オレは誰とも関わりたくなかった…
そして忘年会当日オレはバイトのシフトに入ってて終わったら帰ろうと思ってた…
そしたら店長に見事つかまった…
M 帰さないって言っただろ?強制参加だ(笑)
D はぁ…
結局行く羽目になってしまった…
そして忘年会を行う店に着いたがオレは隅の方で1人飲んでいた…
そして1人のパートの人が横に座って来た…
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