-平々凡々-

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    希月は深いため息をついて、自分が行くべき目的地へと足を進めた。     「なんで俺が学校なんて……。 ちっ…あのクソ親父め……俺はこの世界に人類が誕生した直後から生きてんだ……。 今さら学校なんて……」     ブツブツと文句を言いながらも、やはり足は止めない。     「よ! 元気ないよ! 何かあった?!」   背中を叩かれれ、軽い衝撃が身体中に広がった。    
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