-平々凡々-

6/15
前へ
/448ページ
次へ
    「別に……好かれようが、嫌われようが関係ない。 複数で行動するより、単独で行動した方が楽だ」   頬杖をつき、窓の外を眺めながら返す。   「お前………… 本当にクールだなぁ! カッコイイ…俺もそんな台詞、言ってみたいぜー!」     通はこんなヤツだ。   調子が良いと言うか、天然と言うか… とにかく掴みどころがイマイチわからない。     「お前には一生無理だよ」   俺は窓の外を眺めたまま返す。    
/448ページ

最初のコメントを投稿しよう!

326人が本棚に入れています
本棚に追加